久しぶりに頭痛するほどの雨

私は雨に弱い。

というか、雨が降る前後、気圧の影響で

頭が重だるくなってしまう。

今日は珍しく在宅勤務なので、自分のペースで仕事ができている。

母と1時間程電話をした。

18歳で家を出てから15年の月日が経つ。

15年も一緒にいないのだから、生きている環境、ご飯、物事の価値観など離れていくほうが自然だ。

電話ごしに話す内容は、私が知っていた頃の話ではなくなり、どこか他人感が否めない。さりとて、血のつながりはあるわけで、ママンらしい。おとん(父)らしいな〜と思ったり、、、

何気なく会話していることが貴重にも思えてくる。

人はいずれ亡くなる…。

その事実は理屈ではわかっているけれど、受容できるかはまた別の話だったりする。

幸いにも私は両親が健在で、今も今後もずっとそうであると思いたい。

電話するたびに実家の貧乏ぶりにはうんざりするけれど、今、私は自由に?生きていられるので、感謝である。

なんとなく観た映画がとても良かったので、ここで紹介させていただきたいです。

あのこは貴族/山内マリコ

 

内容(「BOOK」データベースより)

東京生まれの箱入り娘・華子は、結婚を焦ってお見合いを重ね、ついにハンサムな弁護士「青木幸一郎」と出会う。一方、地方生まれの上京組・美紀は、猛勉強の末に慶應大学に入るも金欠で中退。現在はIT企業に勤めながら、腐れ縁の「幸一郎」との関係に悩み中。境遇の全く違う二人が、やがて同じ男をきっかけに巡り会い―。“上流階級”を舞台に、アラサー女子たちの葛藤と解放を描く傑作長編。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

山内/マリコ
1980年、富山県生まれ。2008年に「女による女のためのR‐18文学賞」で読者賞を受賞。12年『ここは退屈迎えに来て』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

感想

生きている世界線が違っていて、一見交わらなさそうなんだけど、交わった時に別に対立することなく、互いのスタンスを受容れる様が爽やかな作品でした。

自分自身、地方の無味乾燥なぼんやりとした日々が退屈だったのと、家にいたくないのとで東京へ行きました。

だから地方出身側の美紀ちゃんには共感できました。

華子は桁違いのお嬢様で何不自由なく育ったバックグラウンドではありますが、それはそれで窮屈そうでなんだかな〜と。

どっちもどっちといいますか…

ま、フィールドが違っても受容しあえるのがいいですよねーって感想です。

今日は、仕事で給与明細を作成しましたが、雇用保険料の利率上がっていましたからね。給与からの天引きが増えて手取りは減ります。

値上がりも加速していますからね。

収入を得ることと支出を減らすことを考えなくてはなりません。

そんな感じです。

 

日記

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