2024.3/9
天気が良い日は、外出するのがいいですね。
旦那ちゃん、お仕事ありがとうございます。
旦那ちゃんに引け目を感じて外出しないのも
なんか違う!あたしは、ベビと外出するどー!
父の考え方だと、お父さんが仕事で頑張っている。
大変なんだから、お前たちは自由にするな!もっとお前たちもつらい、しんどい!苦しくあれ!
みたいな考え方だったので、自分は楽しいこと?や自由にのびのびしちゃいけない人生が当たり前だと思っていましたが、そんなものはクソくらいだあああ!
ということで、私も今を生きていふわけで、誰かの顔色を伺ったり、忖度するのは違う!
ちゃんとご飯作っているし!片付けしているし!洗濯も掃除もしている!ベビの全てをやっている!
自由に外出するぞおおお。
そろそろ育休終わっちゃいますからね。そのカウントダウンも聞こえているので、毎日、ベビとどこかへ行きます。もちろん、ほんのちょっとの時間ですけどね。
さて、そんなわけで昨日は、銀座にて、AIとアートの未来展?的なのに行ってきましたー!
写真が全部逆光だったので、写真載せるのやめときます。。。
グッときた作品は、ユニコーン🦄を現実化する。というようなコンセプトの作品です。
ユニコーン🦄は、幻の生き物。
幼い頃に物語の中に出てきた生き物に大人になったら会えると思っていたのに、実は幻で、実際には存在しないという現実を知り…落胆してしまった。ユニコーン🦄は、物語の中で彷徨い続けるという儚さをも、もしかしたら未来のAIやデジタルが我々の想像を超えて進化したら、具現化できるのではないか?と閃いた作家さんの渾身のユニコーンは、凄かったです。
展示作品として、ユニコーンがそこに横たわっていました。ユニコーン🦄らしい立髪があり、シュッとしたイケメンな白馬です。シンボルでもある凛々しいツノがあり、そして実際にはありえない臓器に管が通され、輸血?心配蘇生というか何か医療的な装置がありました。
ガチなので、笑いじゃなくて、ひしひしと作者のもしかしたら未来には、幻想的な生き物達も本物となり、私たちの日常にいるかもしれないと思わせるくらいの迫力がありました。
感動しました。血
血がが通っていたと思います。
たまに、こうしたアート作品にふれたいですね。
ベビも、やがて美術館や博物館にも連れて行きたいです。(自分が行きたいのもあります)
昔、母がよく美術館に連れて行ってくれました。
結構連れて行ってくれたと思います。
絵なんて何が面白いんだろう?とアートはよくわからなかったです。でも、アートが飾られている空間、静寂な館内、美術館の建物、そして作品を次へ次へと流してでも見ていると、たまに、おっ!っと自分の興味を惹く一枚があります。なんでそれが自分にヒットしたのかは分からないのですが、感性って理屈じゃないですからね。
理屈じゃわからないこともあるさ。
ってことを教えたかったのかな?母ちゃんは?
と思います。
お母さんに、絵なんて楽しいの?と聞いたことがあります。意味わかんなくない?って聞いたことがあります。
そしたら、意味なんかわかんなくていいのよ。それを見て自分が勝手に感じて勝手になんか思えばいいんだから。だから美術は面白いのよって。
そうなのかぁ…
そんなもんなのかもなぁ…
いつも美術館に行ってポストカードを一枚好きなの買ってもらったような気がしている。
その帰り道に、秋だったら紅葉を目にすると、あ、秋かぁと感じて、紅葉が色づいているのを確かに無意識のうちに感じるセンサーは育まれていたのかもしれない。
こういうのは、文化的情緒というなかなか定量化されることない分野もこの世にはあるわけで、人間社会を知ることになったし、シンプルに自然の美しさを愛でる心みたいなのは、母ちゃんのおかげで芽生えたようには思う。
だから私もベビにはそれをしてあげたい。
その時は分からなくていい。
美術館ではしゃいで怒られるかもしれないし、勝手にかくれんぼしたり、アートなんかつまんねーって思ったっていい。むしろ、なんもわからない方がいい。
やがてたくさんのアーティストさんの熱意が伝わると思うし、自己表現の一つとしてその世界があることを安心すればいいし、なんでもいい。
そう思った帰り道でした。