2020.12.13
Frail State of Mind /1975
「心の脆さ」とは、
他者をなかなか信頼できないこと。
自分と一緒にいない時間、あの人は一体何をしているのだろうか…。
本来知ることの無かった相手の側面を、ネットが繋がって、SNSがあることで可視化されるようになりました…。
ああ2人でどこかにいったんだろうね…。2人でチャットしてるんね。2人で写真撮ってなんかして幸せなんねぇ…と思うと、沈む心をストロング系でも飲んで押し流すしかない。。(他のことしなよ…)
(ストロング系飲料=安く簡単に酔えるうえに、人間の弱さを簡単に引き出す悪しき飲み物。アルコール9%)
SNS・オンラインは、現代では逃れることができません。
私達は、渦中にいるわけで…
便利で恩恵を受ける反面、弊害もあります。。
自分が知らない相手の時間、何をしていて何を考えているのか垣間見えるようになってしまいました。
SNSによって生まれた社交不安や精神的苦痛。。
受けた側の問題なのだと思うし、そんなものはただの幻想であり、空虚なものでしかありません。
んなことは、分かっているんですが、どーしよーもないので、
ストロングを飲んで、自分の心の脆さを見えない誰かに謝りたくなる心境なんですよね。
この曲は、複雑に富んだ心理描写をよく表現していると思います。(←上からウザい)
心の脆さを誰かに謝りつつも、やっぱりどこかで自分は取り残されたような感じが拭えません。。(*´-`)
そういう情け無い自分をどこかで、何かで解消したくなってしまうのでしょう。
それを浮気と人はいうのかもしれないし、愛が移ってしまうのかもしれない。
誰かに連絡をとって、あてつけみたいにしちゃうのかもしれない。。
Frail State of Mindは、「心の脆さ」を表現した素敵な曲です。1975が創る曲は繊細かつ緻密。
何回聴いたか分からない。何度聴いても違った音に出会えるのもこの曲のいいところ。
多様な音の組み合わせと、リズム感。アート感。キラキラ感。切なさ、無常感、でも優しい。複雑な音の集合体が複雑な心理とリンクすると心地よい。
さて、もうそろそろウダウダタイムは終わりにしよう。(グダグダもある意味ではエンターテイメント)
明日も頑張るうううう