2021.3.2
旦那ちゃんの
ノウズノイズ(いびき)
で起きて、そして眠れないため
目が覚めてしまった4:30。
ちなみに、いびきは英語でsnoreというらしい。
ヘンテコな時間に起きてしまったし、布団から出るつもりもないので、必然的に普段は考えないことを考えてしまう。
・今、私は幸せだということ
・私の兄は、セルフネグレクト
横で眠る旦那ちゃんのいびきがうるさいのですが、結婚して良かったなと思います。
彼はとても優しいですし、家に帰ったら誰かがいるというのは安堵感があります。ホームだなぁと思います。
幸せを感じると同時に、おそらくセルフネグレクトに陥っている兄を想います。
勝手な思いすごしかもしれませんが、兄は生きていますが、もはや生きてはいません。
厳格な家庭環境下で育った兄と私。
高校卒業後は、家出のように出て行きました。
1人になって、しんどくても、家族に泣きついたり頼ったり甘えたりせずに(できないのでしょう)こんにまでの日々を過ごしています。
出て行った後に数年間は兄と連絡がとれませんでした。
頑なに自分との接点をたとうとする兄の態度に唯一の理解者である祖母まで疲れ果て、
年月を費やしてようやく兄と連絡がとれましたが、ショートメールのみ。
私のメッセージに対して返信は数日後。兄の時間軸と私が感じる世間の時間軸は異なるようで、会話のキャッチボールが成立しないことにすら慣れました。
返信はくるだけマシ。
一度、兄の家にお邪魔した(数日滞在したかった)が、あまりにも汚くて(特に物があるわけでもなく、着ている服、タオルなどが散らかっていました。洗濯済みなのか洗濯していないのかの境界線もなく、散乱する衣類…。
洋服棚はなく、ハンガーもハリガネのヨレヨレよやつ。土足で入りたくなる荒廃した床と、陰気くさい部屋の中。カーテンがなかったし、料理をしていた形跡はあるけれど、洗い物を怠っていながら全く気にしていない兄)1日で私はギブアップでした。
私の知る兄は、綺麗好きであり、整理整頓もきちんとしていたから、兄をここまで変えてしまったのはなんなのだろうと心が傷みました。
・収入が少ないであろうこと
・性格的に人に甘えられないこと
・吃りというか話が下手(コミュ障な上に本人にその自覚がない)
日々、自分自身を擦り減らすようにして生きているのでしょう。何に対しても関心を示さない。(テレビや雑誌、漫画などの娯楽物も一切ありませんでした。)
薄汚れた部屋で、コンビニ弁当やらペットボトルを食べて、疲れ切った身体を休めて深く眠り、また次の日を迎えるのでしょう。
ニュースの特集で、周りの人は何も出来なかったのか?と言う声もあるので、自分なりになんかしようと思いました。兄のことが心配なのは勿論なのですが、たぶん兄には響かないかもしれませんが(心が空っぽな人ですから、何も届きません)
もし、兄がどうにかなっても、あの時もっと何かしてやればよかったみたいな後悔はしたくない自分のためかもしれません。
正解はよく分からないですが、物資を贈ろうと思います。
家族がいる。心配してくれる人がいるというのは何かと支えになりますからね。
妹は兄を想うのであります。
想いは形にしないときっと届かない。