Netflix「エルカミーノ」感想
エルカミーノは、既に2回も観ていますが、また観たいです。なんで、ストーリー知っているのにまた観たいと思えるのか？不思議ですよね。とにかく面白いです。ハラハラとドキドキがあり、主人公を応援したくなるし、見守ってあげたくなるんですよね。元々ブレイキングバッドが好きで、ガッツリ観ていましたが、本作は、そのスピンオフ作品です。ウォルターの右腕、ジェシーピンクマン主演のブレイキングバッドのその後を描いた作品です。ブレイキングバッドを全部観た方は、グッとくる作品になっていると思います！
エルカミーノ
ブレイキングバッドの主人公ウォルターホワイトは高校の化学教師。悪とは無縁の男が、元教え子のジェシーピンクマンとひょんなことから、手を組むことになる。金のため？にドラッグを製造し裏ビジネス展開をする。その過程で、カルテル闘争、殺人、隠蔽、強奪、破壊などなど数々の悪事を重ねるだけでなく、自身もドラッグに溺れてしまう。悪の世界から抜け出せなくなり、愛する人まで奪われてしまいます。たくさんの血が流れ、ぼろぼろになり、疲弊するジェシー・ピンクマン。
エルカミーノでは、ギャングたちに監禁されていたジェシー・ピンクマンが、囚われの身から脱出し、自らの過去と向き合って、未来を切り開いていくさまが描かれています。
愛すべき男！ジェシー・ピンクマン
ジェシーピンクマンは、ブレイキング・バッドの中で、1番好きなキャラクターかもしれません。(1位マイクですが、ジェシーはなんだろう…もはや1位。なんというか、みんな絶対好きなはずです。だからランキングすること自体が愚問かもしれません。)
ジェシーピンクマンいいですよねー。まず、なんといってもかっこいい！イケメンですよねー！可愛い顔なんですよね。初期の頃(シーズン1〜2〜のヘアスタイルいいですよねー。似合っていますね〜。)雰囲気もいいですねー。
そんでもって、その愛すべき人柄ですよね。
なんてたって純粋！ピュア、ナイーブ、ヤンチャ、素直、真っ直ぐ、賢い！友達から一目置かれる。義理堅い。そして、皆が彼にグッときてしまうのは、その弱さ、脆さではないでしょうか！
ジェシーは、メンタルが弱いです。すぐにお薬に逃げてしまいます。自暴自棄になって、あらゆることに蓋をして殻に閉じこもってしまうんです。
ウォルターは、ジェシーに執着する。
元々、良いところのおぼっちゃまでしたが、何かしらしくじって、悪仲間と日々、ぶらぶら過ごしていました。お薬騒動など、両親は呆れて家から追放します。叔母の家に住んでいましたが、叔母が亡くなってもそのまま住み続けました。そんなこんなで仲間とテキトーにお薬売買、たまに嗜み、ちょっとお薬作ってみたり、酒飲んでワイワイ、真の悪党にもなれず、チンピラ生活を送っていたある日、ウォルターにメスビジネスの話を持ちかけられてから全てが一変してしまいました。
エルカミーノは、ブレイキングバッドのその後です。ブレイキングバッドのラスト、悪党に囚われている現場から、ウォルターがジェシーを助け、ジェシーが命からがら逃げたその後が描かれています。